東洋医学の専門家になる|現代人に求められる整体師は資格が必須|地道に取得を目指そう

現代人に求められる整体師は資格が必須|地道に取得を目指そう

ウーマン

東洋医学の専門家になる

鍼灸

ツボを刺激して健康回復

医療に関連する資格の多くは西洋医学に基づいた診療技術を身につけることで得られるのが基本となっていますが、中にはまったく異なる背景を持つものもあります。それが鍼灸師です。鍼灸師は正式には鍼師・灸師というそれぞれ別個の国家資格ですが、教育課程が似通っていて両方の資格を持つ人が多いことからよく総称されます。伝統的な東洋医学では、人体には気や血といった生命活動に欠かせないものが流れる経絡と呼ばれる回路があり、病気はこの流れに障害が起こることで発生すると考えられていました。そこで、鍼や灸で経絡の結節点であるツボを刺激し、流れの滞りを解消することで健康を取り戻せるというのが鍼灸術の基本理論となっています。

美容分野への進出も

鍼灸師になるには、指定された養成機関で知識や技術を学んだ後、鍼師・灸師の国家試験にそれぞれ合格する必要があります。養成機関は全国の大学・短大・専門学校に設置されており、短大は3年制、専門学校は3年または4年制です。また、視覚障がい者に対しては盲学校に養成コースが設けられています。国家試験の受験者数は毎年おおむね5,000人前後、合格率は75%前後で、鍼師・灸師ともほぼ同水準です。鍼灸師の主な就職先は鍼灸院と呼ばれる治療施設ですが、自ら個人開業するケースが目立っています。また、鍼灸には血行促進による美肌やリラクゼーション効果が期待できるとして、美容サロンなどを開業する有資格者もいます。この場合は「治療」の範囲を超えますが、自由営業による経営者として成功することもできます。